マコモエキス配合、ジザニアシャンプーの特徴とは
こんにちは。安藤です。
今日は、マコモが入った化粧品(ジザニア)の講習会があるということで、都内の某所に来ました。
このビルの中で講習会が開催されるとのことです。ビルの外壁が工事中で外観がよくわからないですね。とりあえず中に入ってみましょう。
ビルの中に入ると結構キレイなフロアーです。では、中に入ってみましょう。
中に入ってみると、すでに皆さんが集まっていました。
マコモの化粧品の講習会だけに、今日はマコモもタダで飲ませてくれるんですね。これはうれしい特典。
今日の講師、株式会社リバーヴの鈴木さんです。主にマコモの化粧品(ジザニア)のヘアケア・スキンケアを担当されているそうです。
実は、鈴木さんはマコモを飲んでいる方には身近な存在なのです。
マコモの愛用者さん向けに定期発行される会報誌、「まこも草子」。
これの、ジザニアコンシェルジュのコーナーに登場しているのが、鈴木さんです。
ということで、今日は、「似顔絵の鈴木さん」ではなく、「リアル鈴木さん」からのありがたい講義を受けることになります。楽しみですね。
時間になりましたので、講習開始です。
ジザニアシリーズは、マコモの創始者が、「マコモを配合したシャンプーを作りたい」という想いで、誕生したそうです。なので、イネ科の植物の真菰(まこも)のギリシャ語の学術名の「ジザニア」をブランド名にしたとか。
これは、びっくり。中身だけでなく、名前も真菰(まこも)が関係しているんですね。
そうですね。ジザニアシャンプーは、別名、マコモシャンプーとも呼ばれています。でも中身は、マコモが入っているだけでなく、他の内容成分もしっかりしているんですよ。まずは、内容成分がなぜ重要なのかを学んでいきましょう。
経皮吸収と経口吸収について
人間は、外部から毒物を吸収してしまう場合、大きくわけて2通りの方法があります。1つは、経口吸収。体に悪い食べ物を口から摂取してしまった場合のことを言います。
もうひとつは、経皮吸収です。手をはじめとした皮膚では、あらゆる部分から毒性の物質を吸収してしまう場合があります。
「昔から人間は、口から様々なものを摂取していた」という進化の過程の中で、摂取してしまった有害物質を体内で分解・解毒・排出する機能を備えてきました。でも、化学物質が多い現代社会では、口からだけではなく皮膚から様々な有害物質を吸収してしまうこともあります。
そうですね。ここにいる皆さんは、マコモを飲んでいらっしゃるので、「口で摂取するもの」は色々気にされていると思いますが、「皮膚から吸収されるもの」もちゃんと気にしていますか? 次は、この資料を見てみましょうか。
有害物質は、部位によって吸収率が違います。頭皮からの有害物質は、他の皮膚に比べて、約3.5倍吸収してしまいます。
そうですね。ですから、頭皮に触れるシャンプー等にも気を使わないとダメですよね。
先生。先ほどから、シャンプーが悪いもので、頭皮に有害物質が吸収されるようなお話をしていますが、シャンプーってそんなに悪いものなんですか?
いい質問ですね。「シャンプーが悪いもの」というのではなく、シャンプーに入っている内容成分が重要なんです。これからそれを話していきましょう。
界面活性剤とタンパク変性について
シャンプーや洗剤には、主に界面活性剤と呼ばれる洗浄成分が入っています。商品の裏面に載っている全成分のうち、最初に方に書いてあるやつが洗浄成分です。そこにラウリル硫酸、ラウレス硫酸などが書いてあると、問題ありです。これらは、頭皮や皮膚が荒れて、場合によってはタンパク変性を起こす可能性も考えられます。
タンパク質が変わってしまうことです。例を挙げると、生卵がここにあります。
でも、卵を茹でてしまうと、タンパク質成分がある白身は、すぐに固まってしまいます。ゆで卵になりますよね。
でも、もう一度生卵に元に戻したくても、一度固まってしまった白身は、再び冷やしても元に戻りません。これが、タンパク変性です。お肉の場合も同じ原理ですね。ここに生のお肉があります。
焼いて色が変わったお肉は、冷やしても赤色には戻りません。火によって、火傷のような状態になり、たんぱく質が変性してしまったのです。この火傷のような状態が私達の皮膚でも起こっていることを考えると、怖いですよね。
そういうことなんですね。よくわかりました。確かにタンパク変性って怖いですね。
では、これからタンパク変性の実験をしてみましょう。ここに生卵の白身(タンパク質成分)のみを入れたコップを用意します。
この中に、市販の洗剤、市販のシャンプー、ジザニアシャンプーのそれぞれを入れて、よくかき回します。
市販の洗剤や、シャンプーにはラウレス硫酸などの洗浄成分が多く含まれている為、生卵の白身が白くにごり、粘性も硬くなっています。一方、ジザニアのシャンプーを入れたコップは殆ど色が変化していません。タンパク変性を起こしていないことになります。
ジザニアのシャンプーはタンパク変性を起こさないというのが大きな特徴なんですね。
もちろんそうですが、それだけではありません。ジザニアシャンプーは、塩素除去をする特徴もあります。
塩素除去について
とても大切です。日本では、水道水を飲料水として使用できるように塩素を使った殺菌消毒処理をしていますよね。でも、塩素そのものは人体に有害な物質で、タンパク質を破壊してしまうんです。そのため、髪がダメージしたり、肌荒れを起こしたりします。プールから出た後に髪がごわごわするのが良い例ですよね。
お風呂のシャワーヘッドを塩素除去ができるシャワーヘッドに変えるのも一つの方法ですが、ここでは、ジザニアシャンプーでも塩素除去ができることをご紹介します。まずは、コップに水道水を入れます。
そして、ここに塩素を検出する際によく用いられる、オルトトリジン液があります。これを水道水が入ったコップに入れてよく混ぜます。
黄色になるということは、水道水に塩素が含まれている証拠ですね。
では、今度はこの黄色になった水道水にジザニアシャンプーを入れてみましょう。
そうなんです。これがジザニアの塩素除去の効果です。ジザニアを使えば、塩素除去のシャワーヘッドに交換する必要はないかもしれませんね。 さて、もうひとつ違う実験をしてみましょうか。先ほどのように水道水をコップに入れます。今度は少し多めにいれましょう。そして、指で水をしばらくかき混ぜてから、オルトトリジン液を入れると・・・。
実はこれは、先ほど指でかき混ぜた時に、指が塩素を吸収してしまっているんです。だからこの水道水には塩素がもうなくなっています。
これは、怖いですね。経皮吸収ってやつですね。私達の頭皮もシャンプー中に塩素を吸収してしまっているんですね。
そうかもしれませんね。ですので、ジザニアシャンプーで少しでも塩素除去をするのをお勧めします。ジザニアは頭皮ケアに向いている商品ですので。。。 さて、この後は、ジザニアシャンプーの効果的な使用方法、頭皮マッサージをご紹介します。
ということで、ジザニアで頭皮をマッサージするポイントなどを詳しくご教示いただくことに。。。
実践形式だから、わかりやすいです。
しかも、受講生ひとりひとり、マッサージのツボを教えてくれました。
私は以前からジザニアのシャンプー、リンスを使っているのですが、シャワーで洗い流す時は、やっぱりしっかり流した方がいいんですか?
ジザニアは、タンパク変性を起こさず、塩素除去もしてくれますし、美容成分も豊富に含まれています。ですから、無理に流しすぎるのではなく、軽く流すくらいで良いと思います。シャンプーは、桶4杯、リンスは桶1杯くらいが目安ですかね。
なんとびっくり、今回は特別に希望した人に無料でヘアチェックをしてくれました。実は鈴木さんは、育毛のヘッドマッサージ資格を持っているそうです。
タブレットを使って、頭皮や毛根の映像を見て、的確なアドバイスを頂きました。これはありがたい。
さて、ヘアケア・頭皮ケアの話はこれくらいにして、後半はスキンケア商品に関してお話ししましょう。
後半に続く。