【Vol. 03】マコモ龍宮城を創ったファミリーたち
Builder / ハレトケ。（きーちゃん&つよぽん）
私たちとマコモの出会いは、当時住んでいた国生みの島「淡路島」から始まります。ロキデアワジシマさんという、おがくず酵素風呂屋さんに訪れた際、店内にひときわ目を惹く大きな植物が生えているのを見て「これはなんですか？」と質問をしたところ「これは真菰だよ」と、そのお店を営むママさんに教えていただいたのが始まりでした。ママさんは続けて「宮城県気仙沼にあるマコモの本社に行ってごらん。面白いお風呂があるよ」と教えてくださいました。そしてその時、偶然にも仙台に行く予定が入っていたのです。
そんなひょんな出会いとご縁に導かれ、リバーヴさん本社へと辿り着きました。その時、初めて入ったマコモ風呂は今でも忘れられません。母のお腹の中に帰ってきたかのような、ものすごい安心感に包まれ、心身共に癒されたのを今でも覚えています。それからリバーヴさんと関わらせていただくことが次第に増え、函館でも真菰しめ縄ワークショップを開催したり、マコモお話会を企画したりなど、北の大地にもマコモのことを知ってもらう機会が少しずつ増えてきました。
マコモ龍宮城プロジェクトも、北海道の仲間と共に関わらせていただきました。そのマコモ龍宮城を建設した、アバウト工務店棟梁の銀ちゃん（山納銀之輔）のことは、以前からエコビレッジビルダーとして知っていて、いつか会ってみたいなと思っていた人物でした。そんな念願の銀ちゃんと出会えたのもリバーヴさんのおかげなんです。他にも、マコモがキッカケでたくさんの素敵な方々と繋がることができたのですが、マコモにはこういった、必要な人と人とを引き合わせる、ご縁結びのチカラがあるように私たちは感じています。
また、私たちのパートナーシップを育む中でも、マコモさんは大いにチカラを発揮してくれたように感じています。マコモには「好転反応」という、身体の症状が好転する前に一時的に悪化するという反応があったりするのですが、私たちの場合は心（感情）の好転反応というカタチで現れました。お互いの腹の中にある、今まで蓋をしていた本音を吐き出し合い、感情も出し切り、そこから関係が以前よりも深まり、揺るぎないものになったのを実感しています。この体験から、マコモはその人が本来の自分へと還っていき、本当に生きたかった人生を生きるための後押しをしてくれるような、そんな働きもあるのかなと感じました。
私たち「ハレトケ。」の名前の意味には、ハレの日（非日常の特別な日）と、ケの日（日常）という意味があります。ハレの日だけでは疲れてしまうし、ケの日だけでも退屈してしまいます。どちらも相反する性質ですが、必要不可欠なものであり、バランスが大切なものでもあります。朝と夜が交互にやってくるように、春夏秋冬が廻るように、陰と陽の性質がコロコロと変化するからこそ、私たちは生きることができています。楽しい時もあれば、辛く苦しい時もある。でも、その苦しい時期があるからこそ、人としての深みも増し、何気ないことにも有り難みを感じられるようになるのだと思います。それが人生というものなのだと思います。 「ハレトケ。」という名前には、、 色んなことがある人生だけれど、諸々を含んで味わい、楽しんでいこう！という想いが込められています。
マコモさんのあり方もまさに「中庸-ちゅうよう」そのものであり、その清濁を併せ呑む器の大きさにこそ、私たちが見習うべき姿があるように思います。（マコモさんのようになりたい！笑） 私たちはマコモ菌の「攻撃しない」「排除しない」「偏らない」というあり方に惚れました。自分たちもそうありたいなと。これからも私たちはそんなマコモさんのあり方に習って、自分たちの精神性を磨き、よりよい人間関係を育み、善悪を越えた先の文字通り敵のいない「無敵」の地球家族を実現していきたいと考えています。
マコモ龍宮城では、きっと私たちと似たような想いを持った人たちと間違いなく出会えることでしょう。そんな無敵意識を持った仲間たちと一緒に、この変化の激しい時代をお腹を抱えて大いに笑いながら楽しんで乗り越えていきましょう。まだ見ぬあなたと出会える日を楽しみにしております。
髙橋 恭子 (きーちゃん)
小林 剛 (つよぽん)
「ヒトづくりから始めるクニづくり」をコンセプトに、北海道函館の隣町、七飯町を拠点に活動中。変化の激しい時代を楽しく乗り越えるために、マコモやホメオパシーを取り入れたココロとカラダの整え、自己実現をしていくための潜在意識をデザインする長期サポートプログラムを提供。近くに住む仲間達と持続可能な村づくり(コミュニティづくり)とは何か？を日々探求し、実践、提案をしている。
