マコモダケでスイーツを作ってみた

 

こんにちは。安藤です。

秋になり、マコモダケの季節になりました。

 

今年は、お客様からたくさんお裾分けを頂きましたので、色々料理をしてみようと思います。

 

以前は、マコモダケの炒め物など、ご飯のおかず系を作りましたが、今回はスイーツ系を作ってみようと思います。

 

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マコモダケの糖づけ

現在、私たちに身近な砂糖づけのお菓子というと、スーパーでも売っている甘納豆があります。甘納豆が誕生したのは、大正時代と言われており、比較的、最近に誕生したお菓子です。

一方、甘納豆よりも歴史が古い糖づけ菓子に、「野菜の砂糖づけ」というものがあります。
野菜の砂糖づけ菓子は、江戸時代には存在しており、砂糖がとても貴重な当時は、高級菓子として江戸っ子たちに愛されていたとのこと。現在もその伝統を受け継いだ老舗のお店が何件か存在しており、結婚式の引き出物や、贈答品、高級ホテルのラウンジなどで重宝されているそうです。

 

ということで、マコモダケも野菜の1つなので、今回は野菜の糖づけ菓子として、調理してみようと思います。

レシピの流れとしては、「生姜の砂糖づけ」に近いレシピになります。

「生姜の砂糖づけ」は、ピリっとした生姜が甘い砂糖に包まれていて、懐かしくて、とっても美味しいお菓子のひとつですよね。マコモダケを糖づけにするとどんな味になるのでしょうか。楽しみです。

 

まず、マコモダケを、ピーラーで削ぎました。太くて、しっかりしたマコモダケですね。

 

輪切りにします。

 

マコモダケの輪切り、てんさい糖、グラニュー糖、を用意して準備完了です。マコモダケの量と、てんさい糖の量は同じくらいにします。

 

鍋にマコモダケを入れます。

 

てんさい糖を入れます。

 

中火にして、温めます。

 

マコモダケの水分が出て来て、てんさい糖も溶けてきました。

 

いい感じに煮詰まってきました。ここまで約20分くらいです。

 

水分が飛んできたら、グラニュー糖を準備します。

 

グラニュー糖を鍋に入れます。

 

かき回して、グラニュー糖がついたら完成です。(グラニュー糖も、てんさい糖と同じくらいの量を準備しましたが、多すぎでした。1/3 くらいの量で大丈夫だと思います。)

 

クッキングペーパーに置きます。

 

この状態で、半日くらい置いて乾燥させて完成です!

 

ジャムの空きビンがあったので、この中に保管しました。手前味噌ですが、オシャレな洋菓子のような感じになりました。

 

てんさい糖がしっかりマコモダケにしみ込んでいて、美味しかったです。息子たちにも人気であっという間になくなりました。

 

 

 

マコモダケの酵素ジュース

最近、巣ごもり生活を充実させるために、自宅でフルーツを使った酵素ジュースを作ることが流行っていますよね。ということで、マコモダケでも同じように酵素ジュースを作ってみようと思います。

自宅で作る酵素ジュースの良いところは、酵素がたっぷりあることだと思います。コンビニなどで売っている酵素ドリンクや、野菜ジュースは、一見、カラダに良さそうに見えますが、運搬の都合上、出荷時に加熱処理されています。

 

実は、多くの酵素は熱に弱く、高温で加熱処理すると死滅してしまいます。酵素をしっかり摂取するには、加熱処理がされていない生野菜などを取る必要があるのです。

その点、自宅で作る酵素ドリンクは、自分で飲むだけなので、加熱処理の必要がありません。そのため、酵素がたっぷり含まれたドリンクとして楽しむことができるんです。

 

 

では、やっていきましょう!

準備する者は、これだけです。マコモダケ 200g 、砂糖(てんさい糖) 200g 、ビンの容器、です。

 

まずは、マコモダケを小さくカットします。

 

ビン容器にマコモダケを入れます。

 

てんさい糖を入れます。マコモダケと、てんさい糖は交互に入れると良いと思います。

 

よくかき混ぜて、、

 

フタをしました。

 

1時間くらいすると、マコモダケの水分がしっかり出てきました。

 

次の日になると、マコモダケの水分もほとんど出て、熟成の準備完了です。

 

写真ではわかりにくいですが、3日くらいすると、発酵が進んできて、ところどころ気泡が発生してきました。

 

そんな感じで、観察を続けて、2週間後はこんな感じになりました。

 

いい感じに熟成しましたね。

 

ザルでこして、シロップを取り出します。

 

ビンに移しました。

 

さっそく飲んでみようと思います。

原液をそのまま飲んだら、かなり濃厚でした。味はノンアルコール梅酒の原液のような感じです。やはり何かで割って飲むのが良さそうですね。

 

今回は、炭酸水で割って飲みます。

とっても美味しかったです。ノンアルコールの梅酒ソーダのような味です。

 

以上、マコモダケの酵素ジュースでした。
酸味が好きな方は、レモンやオレンジと一緒に熟成してもいいかもしれませんね。

 

ちなみに、酵素ジュースにはマコモ菌は入っていませんので、ご注意ください。マコモ菌の生成は、リバーヴ社の独自技術です。詳しくはコチラの記事もご参考ください。

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マコモダケのピクルス

糖づけと、酵素ジュースを作りましたが、まだマコモダケが余っていたので、マコモダケのピクスルを作ってみました。

 

準備したものは、マコモダケ、ニンジン、ダイコン、キュウリ、です。ニンジンとキュウリを入れることで彩りが鮮やかになります。また、スパイスにローリエ、鷹の爪、ニンニクを入れました。

 

調理といっても、これらを準備してお酢を入れるだけです。1日くらい漬け置きして完成です。

 

さっぱりした味で美味しいですし、他の調理方法と比べて、ほぼ失敗することがないので、お料理初心者の方や、何を作ったらよいのかわからないという方にお勧めだと思います。

 

 

 

マコモダケのぬか漬け

ピクルスも美味しいけど、自宅にぬか床があれば、是非、ぬか漬けにもチャレンジしてみてください。ぬか漬けも、とっても美味しいです。

 

ちなみに、写真にあるマコモダケの黒い斑点は、クロボ菌です。収穫時期が遅れると、マコモダケの内部にもクロボ菌が発生します。もちろん、クロボ菌は食べても健康上、害があるものではないのですが、クロボ菌が多いとマコモダケが少し硬くなります。

マコモダケ本来の柔らかいシャキシャキ感を楽しみたい場合は、収穫は早めにすることをオススメします。

 

 

以上、マコモダケのお料理でした。

 

マコモダケは、自宅でも栽培できますし、株分けをして、毎年の収穫量を増やすこともできます。

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マコモダケの栽培についてもっと知りたい方は、コチラまでお問合せください。

 

 

 

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