マコモ波動パンをつくる「天然工房なちゅらぶ」のパンがすごかった
こんにちは。マコモマイスターの菊池です。今日は、大阪府堺市にある「天然工房 なちゅらぶ」さんに来ています。
こちらのお店は、材料にこだわったヘルシーなパンやスイーツを作られているとのことです。また、まこも味噌のパンが美味しいということなので、マコモについても色々とお話をうかがってみようと思います。
貴店は、カラダに良い材料でパンやスイーツを作っているとのことですが、もう少し具体的に教えてください。
そうですね。まず、バターと牛乳はまったく使っていません。一部の商品のみ、卵、生クリーム、ヨーグルトを使用していますが、ごく少量です。砂糖は、国産糖を使っていますが、こちらも一部の商品のみで、使用量は極力控えています。
かなりこだわって作られていますね。お店はオープンして何年くらい経つのでしょうか?
このお店はオープンしてから1年ちょっとですね。実は少しブランク期間があって、以前は、同じ堺市内の別の場所でスイーツ店を経営していました。その頃から、いや、それ以前から食材にはこだわっていましたね。20年くらい前からですかね。
そんなに昔から、こだわっていたんですか。何か、キッカケがあったんですか?
私は、子供の頃から洋菓子を食べるのも作るのも好きだったので、高校卒業後にパティシエの専門学校に行ったんです。憧れていた世界なので、最初はとても楽しかったのですが、就職後、自分で作った洋菓子をたくさん食べていると、心は満たされたのですが、ある時、自分の体形が変わり、体調も悪くなってきたんです。
そうなんです。本来、洋菓子は日本人のカラダや食生活には合わない食べ物なんですよね。実際、作る側の立場で見ると、「砂糖やバターをこんなに使うのか!」とびっくりすることは日常茶飯事です。でも、多くのパティシエは、カラダのことは二の次で、とにかく美味しいものを作ることに力を入れています。
ある程度、割り切らないと仕事ができない、ってことなんですね。
そうですね。でも、私はどうしても割り切れなくて、「カラダに負担が大きいもの」を作って、お客様に提供することに対して、次第に罪悪感を覚えるようになりました。そして、転職も考えましたが、転職しようにも働きたいお店がなかったのです。
そうですね。でも、その後、偶然にご縁をいただき、星つきのフレンチ店で、フランス人のシェフのもとでパティシエとして働くことができました。そこでの経験が大きな転機になりました。
そのお店では、野菜を使ったスイーツを取り入れていたんです。当時、日本では殆どない野菜スイーツですが、フランスでは先駆けて流行していたんです。そのお店でとても貴重な経験をさせていただき、スイーツに野菜を取り入れるのに敏感になりました。
その後、八ヶ岳のふもとのオーベルジュで、パティシエとして地元野菜を使ってスイーツを作ったり、京都のお店で、豆乳スイーツを作ったりする中で、自分の中で、食の可能性が広がっていきました。食べても罪悪感がなくて、健康になるスイーツは、作れるんだなって。そして、もっと自分が作ったものをお客様に届けたいと思い、独立開業することになりました。
そうですね。当時、ヘルシーなスイーツ店は、東京で数件あるくらいで、大阪にはありませんでした。開業してからは、毎日、たくさんのお客様が来てくれて、話題のスイーツ店としてメディアにも多く取り上げていただき、百貨店からもお声がかかるほどでした。
ありがとうございます。おかげさまで、お店は順調でした。しかし、開店から6年ほど経った時、急遽お店を閉じることになってしまったんです。
私が多忙すぎて、体調を崩してしまったんです。そして、子供の出産も控えていて、ドクターストップになってしまいました。仕事も大切ですが、子供も大切なので、出産後もしばらくは育児に専念することに決めて、お店を一時閉店しました。
そうですね。でも子供も10歳になって、手もかからなくなってきたので、もう一度開業することにしたんです。それが現在のお店です。以前のお店では、スイーツが主体でしたが、これからは主食が求められると考えて、パンを主体にしたお店づくりをしようと考えました。そして、今回のお店はよい食材はもちろんですが、さらに1つ工夫することにしました。
実は、私が10年前に体調を崩した原因の1つに心の問題があったんです。そのため、よい食材を使っていても、心が整っていなければ本当の健康を手に入れることは難しいと思うようになりました。心のエネルギーって、とても大切なんですよね。
だから、パンを作る時は、波動やエネルギーも入れることを大切にしています。よい食材の栄養分はカラダに。波動とエネルギーは心に。この2つでバランスをとっていくことが大切だと考えています。そして、マコモと出会ったのもこのようにお店づくりが固まってきてからです。
心斎橋で天然石を販売している柴崎さんと知り合いで、柴崎さんからご紹介していただきました。私自身も、真菰やマコモについて調べて、柴崎さんからもリバーヴ社の活動について教えていただきました。とても共感ができて、すばらしい活動だと思いました。
私は、素晴らしい人達が作るものは、その人達のエネルギーが乗っかるので、素晴らしい商品になると思っています。だから、リバーヴ社の理念で作ったマコモは、私の想像通り、素晴らしい商品でしたね。柴崎さんを通して、この商品を知ることができたのは、本当に良いスタートだったと思っています。そして、私はパン作りにまこも味噌を使おうと思いました。
当店では、乳製品や卵を使わないで作るお菓子やパンのコクを出すために、まこも味噌や麹が役に立つんです。
まこも味噌は、最初はパン生地に練り込んでいましたが、それよりも、もっとダイレクトにまこも味噌の良さを引き出すために、クルミを合わせることにしました。また、クリームチーズも同じ発酵食品として相性が良いので、合わせることにしました。こうして、「まこも味噌クルミパン」と、「まこも味噌クリームチーズパン」が誕生しました。
特に「まこも味噌クルミパン」は、ファンが多くて、これを目的に来店するお客様は多いです。当店は、基本的に何も宣伝をしていないのですが、おかげさまで、クチコミでお客様が増えております。最近では、全国からご要望もいただくようになったので、通信販売も始めました。
ありがとうございます。私はパンは自分の子供と思って作っています。まこも味噌は、親戚の子供のように思っています。この2人が一緒にお客様のところに嫁いでくれるような気持ちです。ありがたいですよね。これからも、よろしくお願いいたします。
ということで、実際にパンを注文してみました!
クール宅急便の冷凍で届きました。
食べるやつは自然解凍して、残りは冷凍庫にしまおうと思います。
まこも味噌パン以外にも美味しそうなやつがあったので、まとめてオーブンで焼こうと思います。
はい、焼けました!(美味しそうです)
まこも味噌クルミパン
まこも味噌クリームチーズパン
では、いただきます!
これは美味しい! まこも味噌とクルミの愛称がバツグン! パン自体も噛めば噛むほど味がします。もちろんジャムなんて必要ありません。しかも、美味しいだけでなく、カラダにもいいから罪悪感どころか嬉しい気持ちになります。
おかげさまで、改めてマコモの可能性を感じることができました。「天然工房なちゅらぶ」さん、どうもありがとうございました!