マコモで人生が変わり、幸せになった話を聞いてきた
こんにちは。マコモマイスターの菊池です。
今日は、マコモを通じて、人生が変わり、幸せになった深イイ話を取材しに来ました。
さっそくですが、大石さんはマコモでどのように人生が変わったのでしょうか?
一見、普通のワンちゃんに見えますが、何かあったのでしょうか?
実は、「なっちゃん」は公園に捨てられていて、殺処分されるかもしれなかったんです。最初は公園の管理者が事務所で保護していたのですが、ずっと飼うこともできないので、保健所に引き取ってもらうか検討していたこところ、知り合いの不動産屋さん経由で、私のところに話が来て、私のところで飼うことになりました。
私自身、動物の殺処分は社会問題だと思っていたので、お役に立てればという思いもあり、犬の写真も見ないで、すぐに保護することを決断しました。しかし、初めて「なっちゃん」に会った時、衝撃的な事実がわかりました。
「なっちゃん」は、大怪我をしていて、左前足がまったく動かせなかったのです。なんと、残りの3本の足でなんとか歩いていました。しかも、普通の怪我ではなく、人間から虐待されたような怪我です。おそらくケガをしていることを事前に伝えられると、私が引き取らないかもしれないと思って、当日までこの事実を伝えなかったのでしょう。
一度、面倒を見ると決めた以上、私も覚悟を決めて、「なっちゃん」を面倒みようと思いました。「なっちゃん」に出会ったのも何かの縁かもしれませんしね。まずは、足の怪我を治してあげようと思い、動物病院に連れて行きました。しかし、獣医さんからの衝撃の言葉を頂きました。
私が想像していた以上に、「なっちゃん」の足の怪我は重症だったようで、獣医さんから「この足はもう治らない」と言われてしまったんです。
このままでは、かわいそうだと思い、私なりに色々調べました。そして、マコモのお風呂がお勧めという話を聞き、試してみることにしました。マコモは浄化の植物です、「なっちゃん」は人間不信にもなっていたので、マコモで心も体もキレイになればいいかなと思いました。
私たちの気持ちが、この子にも伝わったのでしょう。人間不信だったこの子は徐々に人懐っこくなりました。
そうなんです。きっとマコモで心が浄化されたんでしょうね。「病は気から」と言いますが、人間も犬も、心の浄化は大切なんだと思います。そして、いつのまにか走れるくらいに元気になりました。現在は、介護施設で私と一緒に働いています。
ええ、最初は不定期でしたが、施設長のご協力もあり、現在はフルタイムで私と働いています。
「なっちゃん」は、主にアニマルセラピーのような役割で働いています。実際、利用者様たちと触れ合う中で、認知症の方の進行が遅くなったり、病気がちだった方の体調が良くなったりするケースが多くあります。また、利用者様の息子さんやお孫さんなどご家族にも気に入られて、利用者様の家族関係を良好にするキッカケにもなっています。今では、施設のみんなから「なっちゃん! なっちゃん!」と呼ばれて、施設のアイドル犬になっています。
介護の仕事は、「愛情」がないと務まりません。また、人間とペットの関係も「愛情」が大切だと思っています。人間に捨てられた犬が、マコモを通じて人間との「愛情」を取り戻し、今度は逆に、人間を助けて、「愛情」を与えるセラピー犬になっています。マコモの浄化力を改めて実感しています。
動物を殺処分することは、簡単かもしれません。しかし、動物の命も大切な1つの命であり、彼らにも生きる権利があります。そして、「なっちゃん」のように必ず活躍できる場所があります。マコモを通じて、多くの動物たちが愛されて、活躍できる場所を見つけることができるのを祈っています。