リニューアルしたジザニアシャンプーRについて、色々聞いてみた
こんにちは。安藤です。今日は、ジザニアシャンプーRが30年ぶりにリニューアルされたので、ジザニアのメーカー、株式会社リバーヴの鈴木さんに伺ってみました。
はい。ジザニアシャンプーは、30年前に発売され、お蔭様で今日まで多くのお客様にご愛用頂いてきました。しかし、当社は、ジザニアシャンプー発売当時に比べて、愛用者様の状況に変化がでていると感じておりました。
そうですね。ジザニアシャンプーは、発売当時からそのようなお悩みを持った方でもお使い頂けるよう処方しておりましたが、近年、愛用者様に限らず、頭皮のお悩みでお困りの方は、とても増えており、重症化している方もいます。そんな方でもお使い頂けるよう、配合成分を変更し、リニューアルしたんです。
そういうことだったんですね。確かに、アレルギーやアトピーなど、頭皮のお悩みを持っている方は増えていると思います。日本人のライフスタイルが変化したのも大きいかもしれませんね。
そうですね。食生活の変化、自然環境の悪化、対人関係のストレス、などから様々な病気になる方もいますからね。
まずは、主剤となる洗浄成分が「コカミドプロピルベタイン」から、「ココイルメチルタウリンNa」に変わりました。この変更が使用感・仕上がりに大きく貢献しています。
シャンプーの90%以上は、水と界面活性剤(洗浄成分)です。そう考えると、主剤の変更は大きなリニューアルですね。
そうですね。もともと配合されていた主剤のコカミドプロピルベタインもベビー用のボディーソープで多く使用されるくらい皮膚への安全性は高いものなのです。しかし、ヘアカラーや、アイロンなどの使用が日常になり、ダメージヘアの方が増えた為、ただ汚れを落とすだけでなく、「髪を傷めない」「髪に潤いを残す」という高付加価値の界面活性剤として、ココイルメチルタウリンNaを主剤にすることになりました。
ココイルメチルタウリンNa はタウリン酸系の界面活性剤で皮膚刺激も低く、さらに使用感が滑らかなのが特徴です。
つまり、頭皮への刺激のことも、髪のダメージのことも考えたリニューアルということですね。他にも新たに配合された成分があるんですよね?
そうですね。頭皮のアレルギー対策で大切なのが頭皮の保湿です。 頭皮の乾燥は、痒み、湿疹など、様々な症状のキッカケとなります。 その為、保湿目的として、ヤシ油由来の「ラウリン酸グリセリル」、「ヤシ脂肪酸グリセリル」や、ノイバラ由来の「エイジツエキス」などを新たに配合しました。
今までも保湿成分が配合されていましたが、さらに追加で保湿成分が配合されたということですか?
また、昨今の気候の変化にも柔軟に対応できるよう、 サトウダイコン由来の「アジピン酸」や、コメ発酵の「エタノール」なども配合し、防腐・酸化対策もしております。
そうですね。より頭皮への刺激がやさしくなったので、頭皮だけでなくお肌の弱い方は安心してお使い頂けると思います。また、洗い心地が改善された為、ジザニア独特のキシミが苦手だった方もお使い頂けるでしょう。ロングヘアーの方などにもオススメですね。そして、保湿成分が追加で配合されているので、くせ毛や髪の乾燥で悩んでいる方にもオススメです。使い続けることで、髪がしっかりとまとまってくると思います。
いきなりシャンプーを髪につけるのではなく、まずは、しっかりお湯だけで髪を洗うことです。これだけで、7~8割の汚れは落とすことができます。その後、シャンプーをつけて、やさしく洗ってください。テレビCMのようにゴシゴシ洗わないようにしましょう。
顔を爪を立ててゴシゴシ洗う人はいないですよね。頭皮も顔とつながっているので、考え方は同じなんです。ジザニアならではの使い方は、洗顔と同じように手のひら全体で泡を馴染ませるようにして、泡をすぐに流さず、4~5分放置して、有効成分をしっかり髪や地肌に浸透させることがポイントです。そして、すすぎは軽くです。
私も新しいシャンプーRを使うのが楽しみになってきました。今日はありがとうございました。