マコモ料理研究家にマコモレシピを教えてもらった
こんにちは。マコモマイスターの菊池です。今日は、マコモ料理を研究されている「こりんさん」にお伺いしてきました。
さっそくですが、こりんさんは、自然な食材をメインとした料理教室をされているそうですね。
そうですね。料理好きな母の影響もあり、趣味から始めた料理でしたが、いまでは料理教室「こりんの台所」を運営するようになりました。
最初は美味しい料理を作ることを考えていましたが、次第に美味しさだけでなく、誰がどんな想いで、どのような材料を使って作るのか? 食の安心安全について考えるようになったんです。
そうなんです。でも、食材が良ければ必ず良い料理ができるとも言えないと思っています。
食材にこだわる料理といえば、最近は「マイクロビオティック」、「ローフード」、「ベジタリアン」、「ヴィーガン」などがあります。これらの食事法は、どれも素晴らしい考えに基づいたものです。しかし、体験者のお話を伺うと、体には良くても、「食事を楽しむ」ことはできない方がいらっしゃることがわかりました。
確かに食事は、栄養補給だけでなく、楽しむことも大切ですよね。家族や仲間と一緒に楽しく食事をすることも大切ですしね。
そうなんです。例えば、日本には四季があり、寒い冬に、火を通す鍋料理なども和食の魅力のひとつです。家族や仲間と鍋料理を食べるのは楽しいですしね。しかし、ローフードでは、60度以下の調理が推奨されておりますので、鍋料理はできません。ローフードを否定しているわけではありませんが、「食事を楽しむ」ということも大切にしていきたいというのが私の考え方です。
そして、これらの食事法を踏まえて、どんな食事スタイルの方にも楽しんで頂けるようなお料理を伝えたいという想いで、料理教室「こりんの台所」を立ち上げたんです。
そして、私は食べることは、神事だと思っています。例えば、野菜を作る過程には、土の神様、太陽の神様など様々な神様がいる中で作られます。神様と一緒に、自然の恵みを頂くのが食事です。このような食と神様が繋がるような料理も「こりんの台所」でお伝えしたいと思っていたところに、知人の紹介でマコモに出会いました。
最初は、私自身がマコモを飲んでいるだけでしたが、マコモは神の草であることを知り、「こりんの台所」のコンセプトにも合致しています。その為、もっと料理に活かせるのでは? と考えるようになり、様々なレシピを考案したんです。
そういうことだったんですね。では、マコモを活用した料理を教えて頂いてもよろしいでしょうか。
1品目 きのこ汁うどん(2~3人前)
<材料>
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<作り方>
1.しめじ、まいたけをほぐし、椎茸は石づきを取りうす切りにする。 2.えのきは、3cmほどに切りよくほぐす。ナスは、縦半分に切り、ななめ薄切りに。 3.鍋に油を引き、熱しナスを入れ炒め油が馴染んだら、きのこ類を入れざっと炒める。 4.マコモ、酒を入れよく混ぜ、水、醤油、みりんを入れひと煮立ち。 5.最後に塩ひとつまみを入れて味をみて、つけ汁は出来上がり。 6.うどんは、お湯にマコモ水を大さじ2 入れて作りましょう。 |
2品目 小松菜ともやしの黒ごま和え(2~3人前)
<材料>
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<作り方>
1.鍋に湯を沸かし、小松菜を茎の部分から入れ、1分ほど茹で水に浸し粗熱をとる。 2.茹で汁でもやしを茹でる。シャキシャキ感が残るよう1分ほどでザルに上げる。 3.小松菜の水気をよく絞り、3cmほどに切る。 4.ボウルに、すりゴマ、マコモ、醤油、塩を合わせ小松菜ともやしを入れよく和える。 5.よく混ぜ合わさったらごま油を回しかけ出来上がり。 |
3品目 高野豆腐の肉味噌風
<材料>
【合わせ調味料】
【飾り用】
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<作り方>
1.ぬるま湯にマコモ水小さじ1を入れ高野豆腐を戻し、フードプロセッサーで細かくする。 2.にんにく、しょうがはみじん切り。調味料を合わせておく。 3.フライパンにゴマ油、にんにく、しょうがを入れ弱火にかけ、焦がさないよう時々混ぜながら香りが立つまで炒める。 4.香りが出てきたら高野豆腐を入れ、油が馴染むまで軽く混ぜながら炒める。 5.合わせ調味料を加え、水気が無くなったら完成。 6.丼にご飯、肉味噌を乗せ仕上げに白ごまをパラパラふりかけ、白髪ネギ、糸唐辛子をのせ盛り付ける。(お子様や辛いのが苦手な方は、豆板醤を抜いてもOK) |