神社で真菰のしめ縄づくりに参加した

 

 

こんにちは。安藤です。今日は、真菰のしめ縄を作る行事に参加しようと思います。

 

会場は、こちらです。

はい。以前、取材した埼玉県川口市にある、九重神社さんです。今回はこの神社でしめ縄を作れるという有難い行事となっています。楽しみですね。

 

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会場に入ると参加者の方々が10名弱くらいいました。

 

これが今回、しめ縄作成で使われる真菰です。

 

なんと、今朝、宮司さんに、これらのしめ縄用の真菰を清める祈祷をしていただいたとのことです。有難いです。

 

 

そして、今回のしめ縄作成の講師は、マコモマイスターの菊池さんです。この時期になると毎年全国各地でしめ縄作成の講習を行っているとのことです。今日はよろしくお願いします。

 

まずは、九重神社の宮司、白石さんから、お言葉を頂きました。

 

本来、しめ縄は、神棚だけでなく、新年を迎える時に、玄関先に飾るそうです。

 

新年になったら、その年の恵方(縁起のいい方角)から年神様がいらっしゃるので、神様をお迎えする目印として玄関先にしめ縄を飾るそうです。

 

ということは、ちゃんと心を込めて、しっかりしたしめ縄を作らないといけませんね。だんだん気合が入ってきました。今日は、頑張ろうと思います。

 

そして、作業工程をマコモマイスターの菊池さんからご説明いただきました。

 

 

作業に取りかかる前にマコモを一杯飲んで、気持ちを整えます。

 

さあ、作業開始です。

 

 

少し真菰が乾燥しているので、作業しやすいように霧吹きで水をつけて真菰をやわらかくします。

 

まずは、真菰を3等分します。

 

それぞれの根元を麻の紐で結びます。

 

 

結んだ3束の真菰のうち、2束をとり、麻の紐で結びます。

 

 

そして、この2束の真菰をねじりながら締めていきます。ここは難しいので動画で解説します。

 

真菰のしめ縄作成 01

 

 

私もなんとかできました。

 

 

そして、このあとは、残りの1束を絡めていきます。

 

これも少し難しいので動画で解説します。

 

真菰のしめ縄作成 02

 

 

これは、最初の2束を締めるより簡単ですね。

 

完成です! さっきより少し太くなりました!

 

さて、今度はもっと太いしめ縄を作ります。

 

「鼓胴(つつみどう)しめ」といって、真ん中が太くて両端が細いしめ縄を作っていきます。

 

先ほどのように、2束を締めるだけでなく、右手に2束、左手に2束を用意して、予め重ね合わせて作っていきます。

 

この重ね合わせた部分が太くなります。

 

 

では、作成してみましょう!

 

と、張り切りましたが、この大きさになると一人で作成するのは難しいので、菊池さんに手伝って頂きました。

 

動画はこちら

真菰のしめ縄作成(鼓胴しめ編)

 

 

2束と2束が結ばれた境目は、少しはみ出した部分があるので、ハサミでカットします。

 

全体の締め具合を調整して、、、、

 

完成です!

 

真ん中が太くなっていて、しめ飾りという感じがしますね。

 

無事に真菰のしめ縄ができましたが、ここからが今回のしめ縄会のすごいところです。なんと、白石宮司のお取り計らいで、作成したしめ縄の祈祷と、参加者の健康を祈願する祈祷をして頂くことになりました。自分たちが作成したしめ飾りに名前をつけて、祈祷していただきます。

 

では、よろしくお願いします。

 

私達も本殿入ります。

 

白石宮司から有難いお言葉をいただき・・・。

 

祈祷していただきます。

 

 

そして、榊を神様にお供えします。

 

 

 

最後に、白石宮司に締めのお言葉をいただき、終了です。

 

今回は予想以上に充実した会になりました。真菰としめ縄の歴史を学びながら、マコモを飲んで、真菰のしめ縄を作る。そして、最後に作成したしめ縄を祈祷して頂くというとても有難い行事でした。来年に向けて心も体も清めて頂いた感じがしました。

 

九重神社さんでは、来年もしめ縄作成の会を開催する予定とのことです。

 

神聖な真菰のしめ縄で、年神様をお迎えしたい方は是非ご参加ください。

 

 

九重神社   http://kokonoejinja.jp/
埼玉県川口市安行原2042
TEL  048-298-1199

 

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