まこも茶の効果とは。マコモと何が違うのか?
こんにちは。安藤です。
今日は、都内某所に来ております。
これから、マコモ菌についてのセミナーがあるとのことなので参加してみようと思います。
はい。会場の中は、既に皆さんが集まっていました。
そして、今日の講師は、こちらの方。マコモマイスターの菊池さんです。
真菰、マコモダケ、まこも茶、発酵マコモ、の違い
それでは、講義を開始します。まずは、「マコモ」って世の中に色々出ていますが、皆様は「真菰、マコモダケ、まこも茶、発酵マコモ」それぞれの違いがわかりますでしょうか?
漢字、カタカナ、ひらがな、の違いがありますが、基本的にはみんな同じですよね?
では、ひとつひとつ説明していきましょう。まずは、真菰を説明します。真菰は沼地や湖、そして川に生息しているイネ科の多年草です。これから紹介するマコモダケ、まこも茶、発酵マコモなどは、この植物をベースに加工されています。
次は、マコモダケです。これは真菰の茎の部分にクロボ菌という菌が寄生して太くなった部分のことを言います。中国では高級食材として扱われ、日本でも秋になるとテレビの料理番組で登場することがあります。炒め物や天ぷら、炊き込みご飯などにすると美味しいですね。
そして、まこも茶です。これは乾燥してチップ状にした真菰をお湯で煎じて飲んだり、チップ状からさらに細かくしたものをお湯で溶かして飲んだりすることです。
でも、チップ状のものをお湯で煎じて飲むのは問題ありませんが、さらに細かくしたものをお湯で溶かして飲むのは少し問題があります。
実は、真菰は、繊維がかなり硬いので、元々食べることができない植物なんです。
はい。なので、細かくしたものをお湯で溶かして飲むのはかえって健康によくない可能性があります。
そうなんですか? でも私は毎日リバーヴさんのマコモを飲んでます。これが体に悪いってことですか?
当社のマコモは、真菰を発酵させて粉末化したものなんです。ここが大きな違いです。
発酵させることで、マコモ菌が活性化され、生きた商品になります。当社ではこれを「真菰を蘇生する」と呼んでいます。そして、このマコモ菌は、真菰の硬い繊維を分解して、真菰を体に害のない柔らかいものに変えてくれるんです。これが、当社のマコモが別物という理由です。
マコモ菌は、何が良いのか?
そうですね。マコモ菌って聞いたことがない方もいらっしゃるかも知れませんが、実は、製法の特許を取得した菌なんですよ。
はい。マコモ菌には正式な学術名があります。それは、「バチルス・サブチルス・変異株・オー・エヌ – 1 」です。
名前のひとつひとつに意味があるので説明していきましょうか。まずは、バチルス・サブチルスについてです。実はこれと同じ名前の菌が他にもあります。それは、「バチルス・サブチルス・ナットー」です。
そうなんです。納豆菌の学名は、「バチルス・サブチルス・ナットー」で、枯草菌のグループに属しています。
そうだったんですね。マコモ菌って、納豆菌と同じだったんですね。
そう思われるかも知れませんが、実はまったく同じではないんです。名称に「変異株」ってのがありますよね? これがポイントなんです。
話は昭和43年(1968年)までさかのぼります。当時、創始者の小野寺広志は、東北大学の先生にご協力頂き、新種のマコモ菌を発見しました。しかし、今までにない新種だったので、特許取得するには、かなりのお金と時間がかかりそうだったんです。中小企業の弊社にはかなりの負担になるため、どうしようか悩んでいたところ、東北大学の先生から「バチルス・サブチルス族に少し似ているので、その仲間として特許出願してはどうか?」とご提案いただき、バチルス・サブチルス族で特許を取得しました。でも、菌としての特徴は、バチルス・サブチルス族としての特徴だけじゃないんです。むしろそれ以外の働きに大きな特徴があるので、名称に「変異株」という文字をつけたしました。マコモ菌の機能の99%が「変異株」の部分にあると言っても過言ではありません。
なるほど。そういうことだったんですね。 では、最後の「オーエヌ 1 」 とはどういう意味なんですか?
LG21というヨーグルトがありますよね? LG21乳酸菌が入っているヨーグルトです。LG21乳酸菌の正式名称は、「Lactobacillus Gasseri OLL2716株」といいます。その頭文字のLとG、そして2716のうち、2と1を使って、21世紀の商品というげんを担いで、LG-21 という名前にしたそうです。これと同じようなやり方でマコモ菌も名称を決めました。マコモ菌を発見したのは、創始者の小野寺広志です。なので、苗字の、ONODERA の頭2つを使って、ONとしました。そして、小野寺広志が最初に見つけた菌なので、1番目ということで、1をつけて、「ON-1 (オーエヌ 1)」となったのです。
そうなんです。では、これからそのマコモ菌の特異体質を説明しますね。 まず、マコモ菌は、温度、栄養分(真菰の草)、酸素、水分、PH、の5つの要素が整ってはじめて活動をしてくれます。
活動をしたマコモ菌は、生きたまま腸に届き、腸内の善玉菌が住みやすい環境を作ってくれます。
でも、5つの条件のうち1つでもかけてしまうと、マコモ菌は活動をしてくれません。
とうことは、条件が整わないとマコモ菌は死んでしまうのですか?
いえ、違います。他の菌、例えば乳酸菌は、100℃に近い温度だったり、酸度やアルカリ度が高い環境では、死滅してしまいます。しかし、マコモ菌は、そのような環境でも死滅しません。
それは、マコモ菌は環境が悪化すると、硬い殻を持つ芽胞(がほう)を作り、芽胞のみが残ります。
そして、環境が良くなると芽胞から菌になり、再び活動をはじめ、細胞分裂のように繁殖して仲間を増やしてくれます。
そうですね。でも、マコモ菌の特殊な性質は、それだけではありません。マコモ菌は、真菰の成分を栄養に真菰を発酵させ、別物のマコモに変えてくれます。
例えば、発酵前には少なかったカルシウムや鉄分などを大幅に増やしてくれますし、ビタミンB群も増やしてくれます。特にビタミンB12 に関しては、まったくないところから発酵後には83マイクログラム誕生しています。ビタミンB群は動物性食品に多く存在している中、真菰という植物にこのような現象が発生するのもマコモ菌の特徴のひとつです。
マコモ菌で発酵するってのは、とってもいいことだったんですね。
そうですね。マコモ菌で発酵すればするほど、人間にとっても有益なものになっていきます。そして、発酵期間を通常よりも長くした商品があるんです。それが、「マコモハーモニー」です!
マコモハーモニーは、真菰の草の中心部でやわらかい部分のみを原料としています。
そして、マコモ菌の発酵期間を通常よりも長くとっています。その為、マコモ菌が真菰の繊維質をたくさん食べているので、粒子が細かく、通常のマコモよりも繊維質のザラザラ感がなくなっています。ザラザラ感がなくなった粉末のマコモは、マコモ独特の泥臭さもなくなり、無味無臭に近くなります。今まで、弊社のマコモの味が苦手だった人でも「ハーモニー」なら飲めると思いますよ。
今日は試飲用にハーモニーをご用意していますので、みんなで飲んでみましょうか。
ということで、実際に飲んでみました。
ペットボトルに少し入れて。
フタをして、しっかり混ぜました。
実際に飲んでみましたが、確かに、臭みがなく、飲みやすい感じがしました。粒子が細かいので、吸収力も良さそうですね。
そんなハーモニーは、限られた良質の材料のみで作っているので、生産量が限定されているとのことです。品切れになる時もあるようなので、ご興味のある方は、お早めにご注文するのがいいかも知れませんね。