新年なので、マコモの今後について、社長に聞いてみた。
2017年の最初は、この方にインタビューをしたいと思います。
株式会社リバーヴ 代表取締役 小野寺光広 氏 です。
三代目社長の光広さんは、物心つく前から、マコモに接して、マコモと共に人生を歩んできた方なんです。
まずは、2017年の抱負をお聞かせ願えればと思うのですが、その前に、このサイト(健幸家族)もオープンして、1年が経過しましたね。
そうですね。おかげさまで、サイトも無事に軌道に乗り、1年が経ちました。
そもそも、このようなサイトをオープンさせようと思ったキッカケは、何なのでしょうか?
そうですね。サイトをオープンしたのは、もっと幅広い年齢層の方にマコモを知って頂きたいと思ったのがきっかけです。多くの愛用者様に支えられてきた当社のマコモは、お蔭様で生誕から100年を迎えました。この100年間、当社のマコモは、紹介や口コミなど、愛用者様同士のつながりやコミュニケーションで広まっていきました。この人と人とのつながりはとても重要だと思っていますし、今後も大切にしていきたいと考えています。しかし、このつながりやコミュニケーションが最近変化していることに気づいたんです。
ええ、つながりやコミュニケーションとは、いわゆる井戸端会議のようなものです。ランチ会や、お茶会、女子会なども良い例ですよね。しかし、最近は、相手と対面するのではなく、スマートフォンを使用したLINEなどのSNS上の井戸端会議も多く開かれています。
このネット上の井戸端会議では、お互いに様々な情報を、「画像」や「web上のページ」などで共有しています。俗にいう、シェアというやつです。このシェアがしやすくなるように、当社でも公式のwebページをご用意した方が良いと考えたのです。
また、公式のwebページをご用意する目的はもう一つあるんです。
ええ、そうです。インターネットという過剰な情報の宝庫では、時折、事実と異なる情報も存在しています。例えば、「植物の真菰(まこも)と、当社のマコモ菌が含有された粉末のマコモは同じものなのか?」、「植物の真菰(まこも)とマコモタケは同じものなのか?」なども良い例です。何が事実で、何が事実でないのか? 何が正しくて、何が誤りなのか? これがわからないと、愛用者様にご迷惑をかけてしまいます。その為、当社の公式webページでしっかりと事実をお伝えすることが大切と考えたんです。
確かに、そうですね。私もインターネット上の情報は、半信半疑で見ることはよくあります。芸能人などの噂話も本当かどうかわからないですしね。
そうなんです。そういう想いでこの1年、サイトを運営していました。
お蔭様で、愛用者様からは、親近感がわいたと言っていただくことが多いですね。これまで、当社内のことや気仙沼のことなどはあまりアピールしていませんでしたので良い形で愛用者様に発信できていると思います。また、「真菰のしめ縄」や「マコモタケの食レポ」、「まこも味噌」の記事などから当社粉末マコモの理解がより深まったという声も頂いてます。
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一方、粉末マコモは愛飲しているが、「げん」や「ジザニアシャンプー」の存在は知らなかったというお声もあり、マコモ関連商品はまだまだアピール不足かなと感じております。
あとは、SNS上の井戸端会議(シェア)がきっかけと思われる、新たな愛用様との出会いもサンプル請求という形で数多く頂いています。これからも少しでも粉末マコモや当社についての理解が深まるといいなと思っています。
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今年は当社にとって飛躍の年になるのではないかと思っています。というのも今までの取り組みが今年色々実を結びそうなんです。
ええ、まずは、「食べられる土づくりプロジェクト」です。3.11 の震災でここ気仙沼は地震と津波で甚大な被害を受けました。そして、気仙沼の土壌環境も大きく変化しました。
そこで、我々はもう一度一から土を作り直して、真菰を安心して育成できる究極の安全な土を作ろうと決めたんです。それを数年にわたって取り組んできた結果、「食べられる土」から生まれた真菰は以前にも増して、大きく青々と育ち、最高品質のマコモができるようになりました。健幸を提供するに当たって、安心・安全は最も重要なテーマですからね。
そうですね。とても大変な作業でしたが、みんなで力を合わせてなんとかここまでたどり着くことができました。
2つ目が、「様々な有識者とのコラボレーション」です。現在も評論家の西部邁さんや日本獣医中医薬学院長の山内健志先生など多くの有識者の方から当社のマコモについて様々なご協力を頂いております。そして、今年はさらに、アトピーやアレルギーに関する著書を出し、多くの雑誌への掲載もされている丸山修寛先生や、経営コンサルティング会社の船井総研グループが手がける月刊誌「ザ・フナイ」の人気連載者である、長典男先生とのコラボレーションも多くなりそうです。
皆様には、マコモの機関紙「まこも草子」にも寄稿していただいていますし、今後は当社会長との対談・講演会なども積極的に企画していこうと考えております。
有識者の方のご参加はありがたいですね。専門的なご意見は愛用者様にも参考になりますしね。
最後3つ目が「マコモの応用製品の開発」です。これも以前から色々研究・開発に取り組んでいるのですが、今年は製品化に向けて動き出します。
まだ具体的な製品は公表できませんが、製品化するに当たっては、地域の雇用創出や環境改善なども充分に考えた製品を目指しています。
わかりました。公開できるようになったらまたお聞かせください。
ええ、是非よろしくお願いします。今年は本当にいろんな取り組みが一気に実を結ぶ年だと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。