マコモダケ育成に活躍したメダカをマコモ風呂に入れてあげた
こんにちは。大平です。今日は、この夏に活躍してくれたメダカさんのお疲れ様会を開催します。え!? 何でメダカが出てくるんだって? では、そこから解説しますね。
皆さま、ご存知だと思いますが、真菰(まこも)は、このような水が多い場所に生息しています。
でも、水場では、様々な虫が発生します。
その定番なのがこの虫。
蚊です。
厳密に言うと、蚊の幼虫のボウフラが水の中に大量発生します。
一度、ボウフラが大量発生すると、成虫になった蚊がまた卵を産むので、倍々ゲームで蚊が増えていきます。怖いですね。
また、真菰は畑だけでなく、大きな鉢があれば、こんな感じに、1本ずつ育成することが可能です。これは、当社の玄関先の写真。今年はマコモダケを玄関先で育ててました。
でも、玄関先だからといって、蚊は容赦しません。真菰、マコモダケを植えた鉢にたくさん卵を産みます。
このままでは、玄関先で蚊が大量発生してしまいます。お客様を迎える玄関先で蚊の大量発生は何としても阻止しなければいけません。
そこで活躍するのが、この方。
メダカさんです。
実は、メダカは、ボウフラの天敵なんです。
なので、メダカがボウフラを食べてくれれば、蚊の発生は阻止できます。
ということで、今年の夏は、マコモダケを育成する鉢の中に、メダカを入れました。そして、メダカさんの大活躍で、ボウフラはなくなり、蚊の大量発生を阻止できました。(よかった)
そして、マコモダケも無事に育って、収穫が終わりました。
収穫が無事に終わったので、今年のお勤めが終わったメダカさんのお疲れ様会を開催しようと思います。
とはいっても、メダカはお酒を飲めないので、居酒屋に連れて行くわけにはいきません。(当たり前か)
なので、居酒屋の代わりにお風呂に入れてあげようと思います。
お風呂と言ったら、もちろん、マコモ風呂ですね。
でも、メダカは熱帯魚ではないので、約40度のマコモ風呂に入れてしまうのは危険です。ということで、今回は冷たいマコモ風呂に入れてあげることにします。
冷たいマコモ風呂はこちら!
さて、これは何だと思いますか?
実は、1年前に作成したマコモ風呂の瓶を大切に保管しておいたのです。かなり熟成されています。
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あの時は、浴用マコモと、粉末マコモの2パターンで作成しました。
左が浴用で、右が粉末です。どっちも同じような色になっていますね。
ということで、ちょっともったいないですけど、今回は1年熟成したこのマコモ風呂の中にメダカさんを入れてあげようと思います。
メダカ投入
はい。メダカを2匹ずつ投入しました。
元気そうに泳いでいます。
ちなみに上から見るとこんな感じです。
まずは、エサをあげます。
パラパラと撒いたら、、、
食べてくれました。
もちろん、酸素も大事なので、エアポンプも入れます。
上から見ると、こんな感じ。
これから数日、様子をみたいと思います。
2日目
2日目になると、浴用マコモ風呂の方は、水が透き通るようになりました。
エアポンプがフィルター付きなので、余計な藻などがなくなったのだと思います。
そして、粉末マコモ風呂の方は、、、、こんな感じ。
まだ少し濁っています。まだ藻があるようですね。
3日目
エアポンプを外して撮影。浴用マコモ風呂はすっかり透き通りました。
メダカも元気にしています。
粉末マコモもまあまあ透き通るようになりました。
でもこのまま狭い瓶の中に入れておくのはかわいそうなので、もう少し広めの水槽にお引っ越ししようと思います。
ということで、アクアリウムの水槽を購入!
マコモのお水もメダカさんも一緒にお引っ越しさせます。でも藻が少しあるのでろ過しました。
水槽に入れたらこんな感じ。
なんとなく、それっぽくなってきました。
そして、この水槽を太陽の光が入るよう窓際に置いて、エアポンプも入れて、天井のフタをしたら、完成です!
上から見ると、こんな感じ。草も太陽の光で成長してくれそうですね。
その後、エサをあげていたら、少し異変が・・・。マコモのお風呂で生活をしているからなのでしょうか。ペットショップで買ったメダカのエサよりも、粉末マコモの方をエサとして食べるようになりました。
こうやって、水槽の上から、、、
粉末マコモを投入すると・・・。
バクバク食べてくれます。メダカは雑食なので、何でもいけるんですね。
ちょっとびっくりしましたが、よくよく考えたら、これ、便利です。
というのも、市販のエサは、「その時食べられる分だけ、エサをあげてください」と説明書に書いてあります。たぶん、あげすぎるとお水が腐敗するとか、ダメになっちゃうとか、色々あるんでしょう。
でも、お盆やお正月などで家を不在にして、どうしても毎日エサをあげられない時ってありますよね。とはいえ、沢山エサを入れたら水がダメになっちゃう。これは悩みどころです。
しかし、粉末マコモならあらかじめ沢山あげても、大丈夫なんです。だって、このお水は元々、粉末マコモで作ったお水です。お水が腐る心配もありません。これは便利です。
ということで、市販のエサと、粉末マコモを使い分けて、飼育していこうと思います。
春になったら、繁殖も試みたいですね。