マコモダケを収穫し、生で食べてみた
こんにちは。安藤です。前回の話の流れで、マコモダケの刈り取り(収穫)に参加することになりました。
安藤さん。私は着替えがないので、今回は見学でお願いします。すいません。。。
ということで、製造部資材係の佐々木さんにマコモダケ畑に案内していただきます。
はい。マコモダケ畑に到着。
結構たくさんありますね。しかも田んぼみたい。この舟に乗って、刈り取りをするんですか?
いえ、違いますよ。刈り取ったマコモダケをこの舟に入れるんです。水が入っている畑の中を歩き回って刈り取りをするので、舟があった方が便利なんですよ。
そうなんですね。それにしても真菰はデカイですね。高さはどのくらいあるんですか?
これで、2メートルちょっとくらいですかね。9月は日照時間が少なかったので、今年は小さい方ですよ。
そうですね。大きくなる時は3メートルくらいになりますよ。じゃあ、やりましょうか。
えっ!? このままの格好で行くんですか? 靴が汚れちゃいますよ。
大丈夫です。長靴付きのつなぎがありますので、それに着替えて行きましょう。
ということで、つなぎを着せてもらうことに・・・。
なんだかんだでピッタシはまりました。
沼の中をズンズン進む佐々木さん。
水の深さは膝よりちょっと下くらいみたい。
ということで、私も沼の中へ、行ってきます!
って、簡単に言ったけど、沼にハマってしまって、足が動かない。足が重たい。
佐々木さんはホイホイ簡単に歩いています。さすがベテラン。
私もようやく到着。
この根元の太いやつがマコモダケです。
スパッ!
マコモダケの刈り取り成功!
ちなみに真菰の高さはこのくらい。高いですね。
佐々木さん! 探さないとマコモダケが見つからないってことは、マコモダケができるものとそうでないものがあるってことですか?
いや、ここにある真菰はみんなマコモダケができるものですよ。早くできるものと、遅くできるものがあるので、こうして探さないといけないんです。
ここの沼を毎日歩いてるんですか? すごいですね。そりゃ、私よりも簡単に沼の中を歩けるわけだ。
そして、2本目を刈り取って、、、
佐々木さんに渡す。だいぶ慣れてきました。
佐々木さん! ちなみにここは、沼にする必要あるんですか? さっきから歩きにくくて大変なんですけど。。。もしくはもう少し水を減らすとか。。。
水は重要なんです。ひとつは、真菰は水をたくさん吸収する植物なので、少量の水だとすぐに枯れてしまいます。もうひとつは、鹿対策です。
おお。そんなこともあるんですね。マコモダケは生で食べても美味しいんですね。
これは真菰の新芽ですね。放っておくとタケノコのように様々な場所から生えてきます。なので、毎年、収穫後は、水をすべて流して、春にイチから植えなおします。その方が成長の管理等もしやすいですから。
そういえば、よく見ると真菰がキレイに整列しています。毎年ちゃんと植え替えているんですね。大変そう。。。
じゃあ、安藤さん、今日はこのくらいにして、マコモダケを取り出しましょう。
刈り取った真菰がこちら。縦にさけて、線が入って白い部分が膨らんできたらマコモダケ収穫の時期とのこと。
カマで茎の部分のマコモダケを取り出します。まずは佐々木さんがお手本を見せてくれました。
ということで、取り出し完了!
実際に食べる時は、さらに剥いて、白い部分を出して食べます。ちょっと剥いてみましょう。
切った時に先っちょが少し余ってましたね。タケノコの先っちょと同じようにマコモダケもここが美味しいんですよ~♪
でも、取れたては、先っちょだけじゃなくて、全部が生で食べても美味しいですよ! 剝いてみましょう!
美味しい! ヤングコーンとアスパラガスを足して割ったような味ですね。
生で食べても美味しいけど、素焼きとか炒め物にするとさらに美味しいですよ。
それは、私もオススメします。安藤さん、うちの事務所がここから近いのでせっかくだから、事務所で調理して食べますか?
ということで、佐々木さんとはここでお別れ。このあと、リバーヴさんの事務所で取れたてのマコモダケを調理することになりました。
佐々木さん! ありがとうございました! とても勉強になりました!
ということで、車でリバーヴさんの事務所に向かいます。
いやあ、まさか取れたてのマコモダケを調理してすぐ食べることができるなんて、思ってませんでしたよ。なんか悪いですね~。
いいえ~。事務所のスタッフにも連絡して準備させておきますね。
とうことで、次回、『取れたてのマコモダケで色々料理をしてみた』に続きます。